幼い姿の吸血鬼と友達になった
闇野ゆかい
第1話
金曜日の夜。
10時30分を時計が指し示していた。
俺、隅木鴻冶(すみきこうや)は家を出て、コンビニに向かう。
10分後。
コンビニに着いた。
コンビニに入る。
「いらっしゃいませー」
店員の声。
マンガコーナーで立ち読みをしてからお菓子を手に取り、カゴに入れていく。おにぎりを2個手に取りカゴに入れて最後にプリンを入れ、レジで会計を済ます。
袋を手に提げて家に帰る。
その帰り道に座り込んでいる少女を目にする。
気になって、彼女に声をかけた。
「どうしたんですか。どこか痛いんですか」
彼女は俯いたまま、何も喋らない。
彼女はすっと立ち上がり歯を見せ、変なことを口にする。
「お前の血をよこせー」
えっ、今なんて。
歯が鋭く尖っている...ってことは。
吸血鬼なの...か。
「あれっ、怖くないのか。貴方は」
「怖いと言うかほんとに実在したんだとびっくりしました」
彼女は吸血鬼でフィーネというらしい。長い銀髪に青い瞳で中学生のような容姿で150cmである吸血鬼。月明かりに照らされ美しかった。屋敷に住んでいるらしく久々に外に出て分からなくなったらしい。
フィーネという吸血鬼を屋敷まで送って行き家に帰った。
俺より20cmも身長が低くて可愛かったな。フィーネという吸血鬼。
危害も加えなかったから大丈夫かな。
暇だから明日屋敷にお邪魔しようかな。
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