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どうも~、この前は来世に向けて今世は出来るだけいい行ないをしようと思ったんだけど!

このゴブリンの村で、この一週間いろいろやってみました。



その一


さてと、来世は人間に生まれ変わるためにこの村で頑張って徳を積むぞ!

何から始めようかな~と私は考えながらキョロキョロと周りを見て思った事は、この村汚いぞ!

あちらこちらに食べ残しのゴミだらけだ。

そう言えばあいつらゴブリン、何の肉かわからないけど(多分魔物の肉だよね…?例の肉とかじゃないよね!?)

何でこんなに、食べ残しとか食べ終わった骨とかポイポイ捨てるのかな……


「よーし、やる事は決まった!ゴミ拾いをしよう!」


私がゴミを拾ってこの村をキレイにしたら、少しはあいつらも清掃の大事さを知るだろ。



さてと、掃除道具がないからそこら辺に落ちてた木の棒と小枝で箒を作ってみた。その辺に落ちてるもので作ったにしては、中々の出来栄えだわ。

あとは、ちりとりも欲しいけど作れる素材がないから、その代わり穴を掘ってそこに、ゴミを入れよう。その後ゴミを埋めれば一石二鳥だ。



ゴミを掃いて掘った穴に捨てていたら、いつもの奴らが来たよ……


「オイ!コシヌケチビおもしろいことをやってるな、その棒かせ!」


そう言って強引に箒を奪った。


「ヒッーヒッヒッヒー、ホントダ!ホントダ!」


そしてお前は相変わらずそれしか言えないのか!


「コシヌケチビ、これをあの穴に入れればいいんだな!」


まさかこいつらから、掃除の手伝いを言ってくるなんて思いもしなかったよ。


「うんうん、このゴミをあそこまで掃いてあの穴に捨てるんだよ。」


良かったわざわざ箒を作って村をキレイにして、これからはこいつらと一緒に村をキレイにするぞ!


「ヨシ!吹っ飛べ!」


「ふぇ!?」


私が集めたゴミは無情にも飛び散っり丸い骨(たぶん骸骨)だけが穴の中に入りホールインワンをしたのだった……


「ヨシ!入ったぞ!」


「ヒッーヒッヒッヒー、ホントダ!ホントダ!」


「オーイ!オマエらこれ面白いぞ!」


『 ナンダ、ナンダ、どうやるんだ?』


「この骨をあの穴に入れればいいだけだぞ」


『 面白そうだな』『 オシイナ』『今度は入れてみるぞ!』


どうやら、私はゴブリン村にゴルフブームを巻き起こしたらしい……


「良かった、良かったみんな楽しんでるよ。アハハハ……」


笑ったら涙が出たよ。断じて悲しいから、涙が出たわけじゃないよ。


「はぁ…後で散らばったゴミまとめないとな…」


前よりも、汚くなった村を見て私は1人呟いた……





はい!そんなこんなで1週間が立ちました。

いろいろな事やったて言ったのに、1つしかやってないって思ってる。

そこの貴方!私はゴブリン村にゴルフブーム巻き起こしたからいいのです。当初の目的とは違うけど一応、村のみんなが喜んでくれたならそれでいいんだよ……ホントウダヨ

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