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目次
部屋の壁
群青の部屋のメモ用紙はかく語りき
「顔が見える付合いとは、ときに壁と話すより空虚である」
「優しい者ほど、その優しさを返してもらえないのが世の中である」
「ペンは剣よりも強し
だがペンは愛する者を守れない」
「剥げていくペンキ
薄れて行く記憶
忘れる事が、『偶像』への最大の侮辱である」
「感動の押し売り」
「僕がここで何を語っても、去ってゆくあの子の足は止められない」
「ありがとう」
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