第33話 約99の良いこと、1の悪いこと。

私は元がネガティブなので、

99の良いことがあったとしても

1の悪いことを気にしてしまうところがあります。


例えば、最高に美味しかった食事でも

最後の最後のデザートが不味かったとき。

デザートに気持ちを持っていかれます。



すごーく幸せなデートをした帰り

恋人が他の女の子からの電話に上機嫌だったら

それが印象として残ります。



楽しい夏休みの締めくくりに

胃腸炎になったら、

あの夏休みは胃腸炎つらかったなぁと

思ってしまうのです。



よく聞くコップの水の話。

まだこんなに入っていると思うか

もうこれしか入っていないと思うか。



私は気をつけていないと、

後者を思ってしまいがちなのです。



100%の幸せを求めている訳ではないんですけど、

たった1%で全てが嫌になってしまう様な。

(若い頃は特に)


そんな時は星一徹みたく、

テーブルをひっくり返したくなります。


あ、実際はひっくり返しませんよ?

だって、片付けるのも私ですから。

あくまで、そういう気持ちになるということです。


めんどくせーー!!(言葉悪い!)

となると、もうやーめた!と思ってしまいがちです。せっかちなので(笑)


とりあえず「めんどうくさい」と「二度手間」が

嫌いなんですよね。


だからこそ、自分の「めんどうくさい」を目の当たりにした時なんかは、1番落ち込みます。


誰かの「めんどうくさい」にならぬ様に

右往左往した結果、結局「めんどうくさい」に

辿り着くという最悪なこと、多々あります(笑)


残念な星の元に生まれた私なので(笑)


なんでーー!!

と、うなだれてがっくり。


でも、近頃の私は私の味方を心がけているので

「そんな事もあるって〜」と

言ってあげます。


しばらくいつもの様にベッドでジタバタと悶絶しますが、一通り終わったら気合いを入れて、

てぃっと忘れます。

いや、忘れるようにどうにか心がけます。



そして、やっと99%の良い事を胸に眠ります。



私は馬鹿だなぁって。

こんなにも温かいものが沢山あるのに…

と抱きしめて。



〖 おまけ 〗

あぁ、今回のタイトル今度何かに使いたいな〜。

って、結構ポジティブ!!(笑)

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