関心はそれぞれ
昔から関心を持つものと持たないものへの落差が激しい。
今、流行っているものが何であるかとか、興味がないと本当に無関心である。
なんで関心を持たないんだって思われるかもしれないが、関心を持つものは人それぞれのため、その辺はわかってほしい。
そのせいで不自由することはもちろんある。
それが会話だ。会話は自分にとって常に神経衰弱。この言葉であっているのか。それとも間違っているのか。なんともリスクの高いゲームをしている。いつでもどこでもドキドキだ。
ならば、何事にも関心を持てばいい…そう、そこに戻るとは思うが。非常に難しい。
なぜなら、自分の心が反応を示さないからだ。
だったら、何になら関心を持つのかって…?
そうだなぁ、と考えながら空を見ると1羽の影が飛び立っていく。
(あ、ツバメが旅立った…)
親鳥が巣を作った時から、そっと様子を眺めていた。
一時、夏の暑さで雛がぐったりしていたため、乗り越えられないかと思っていたが。気付けばへなちょこボディからむっちりボディに成長した子ツバメが飛ぶ準備をしていた。
(いっておいで)
会話などできない鳥を眺めながら、そんな言葉を心の中で送る。
自分が関心を持つものはやっぱり人とズレたことばかりだ。
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