拝啓 作品を読んで貰えないあなたへ

めぐめぐ

第1話

 おはよう! 今日もいい天気だね!


 朝起きて、カクヨムのサイトを見たね。

 そうそう、昨日の夜に更新したもんね。


 どうだった?


 あ、右上のベルのマークに、赤いマークついてなかったかー。

 PVは?

 あ、昨日と数字変わってないね。


 何か心にもやっとしたものを感じるけど、あなたは諦めたようにこう思った?



 まあ、仕方ないか。


 って。


 がっかり半分、諦め半分。



 新しく作品を書いて、読んでもらえなくて。

 読んでもらうのに何が足りないのかって、ネットで調べて。


 そこで得た情報を実践してみて。

 でも読んでもらえなくて。


 何か色々やって結果が出なくて、ある日気づいたんだよね。



 あ、自分の書いてる作品って、面白くないんだ



 って。


………………

………………

………………

………………

………………




 今ここ? ここだよね。←now!!だよね!


 読んでもらえない理由が、面白くないって事に気づいて、ああああ……ってなってるんだよね。


 いやー、分かりみ深すぎて、心裂けそう。


 サイトのトップページに上がる作品にはたくさん★がついててね。それも自分よりも話数が少ないのに、何倍も何十倍も、ヘタすりゃ何百倍もついてんの!


 で、どんな話なのかなーって思って覗くと、面白いおんもしろの! 読みやすくて読んじゃうの!!

 で、読み進め過ぎて、今日の自分の執筆活動の時間がなくなんの!!!


 あー、これが読まれる作品かー。ですよねー。


 とか思っちゃってさ。

 やっぱり自分の作品て、面白くないんだなーって再認識しちゃうの。


 もうこれだけの書いてるのに読んでもらえないなんて、それしか理由はないですやんってね。


 ここでアクセス解析見ちゃうと、これまたネガティブの海に叩き込まれるよね。


 うわっ……、始めの1話での直帰率、高すぎ……?


みたいな。


 そこまで思っちゃうと、何だか作品を書き続けるモチベーションが保てなくなっちゃうんだよね。



 読んでもらえないなら、書かなくていいかなー



とか、



 どうせ更新しても、誰も見てくれないしねー



とか。なんか、どんどん卑屈になっちゃう。そしてとうとう、




 もう書くの、辞めようかな?




って言葉が脳裏をかすめる。



 どうせ更新しても、何にもならないんだから、もう続ける事に意味がないと思っちゃってる?


 どうしたらいいのかな?

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