1000年引きこもってた最強研者
@Lilithze
第1話真なる魔王
「お前達は戻れ!」
左手は石化され所々怪我をしながら叫んだ。
「しかし師匠!その腕では!」
剣を構えた青年が叫ぶ。
「先生!私を庇ったばかりに・・・」
後方で少女が膝をついている。
「ディアス私が殿を務めますからみんなと一緒に…」
と杖を構えるエルフの女の子。
四人の前に闇を纏った大きな影が立ち塞がる。
「フフフ…勇者といってもこの程度か…」
「くっ!」
「知らんのか?魔王からは逃げられない!」
「ちぃ!まさか同じ魔王の半身でこれほどの差があるとは…」
今代の魔王は体を二つに分け片割れを核と共に異次元に隠し不死身の魔王となっていた。
その事に気がついた勇者達は他の仲間たちに足止めを頼み異次元の魔王城へと殴り込みをかけたのであった。
(まだこいつらには荷が重かったか…)
ディアスは絶望する他のメンバーをよそに特に慌ててはいなかった。
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