オタクが恋した結果
夏風の如し
第1話 序章
「恋愛など金と時間の無駄」ずっとそう思っていた。だが、あの時僕の考えは変わった。
これはオタクの僕が恋をした物語。
「恋愛など金と時間の無駄だ!結局二次元が全てだ!」
僕の名前は颯空(はやてそら)高校1年生で勉強は普通、運動はまぁまぁのこれと言って才能のない人間である。
「うわー、でたよオタクが何言ってのやらね。」
こいつは親友の早実亮太(はやみりょうた)小学校からの付き合いで仲のいい友人。ちなみに勉強はそこそこできて、運動は抜群、おまけにイケメンというなかなかチートみたいなやつ。
「でもさ、高校生なんだし恋愛とかしてみれば?」
「いや、アニメグッズとか買いたいし、ぶっちゃけ二次元にしか興味ないから無理だな。」
「お前、重症じゃない?」
「いや、違う。」
この時、僕の考えは一生変わらないだろうと思ってた。
そして、クラスの席替えで彼女と出会ったのだ。
そう、僕の運命の人「峠美友」に…
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