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「それで、そのストーカーをどうされたんですか?」


「ちょっとお姉さんストーカーって、確かに陰湿な奴ですけど過去の話しですから、今は違うとですよ。あん子も彼氏のできて良か子になったとですよ」


「えええ、女性のゾンビだったんですか!?」


「そうよぅ? 言うとらんやったかねぇ?」


「ええ聞いてません」


「そらスマンねぇ。で、そん子がとりあえず臭かったとよ。ほいじゃけん石鹸ば渡したとですけど、石鹸ば食べようっちすっとですもん、仕方ん無かけん高圧洗浄機で石鹸水ばブワーっちかけて洗ってやったとですぅ」


「……ちょっと酷くないですか?」


「仕方ん無かとですもん。ばってん洗っとっ時にずっとギャーギャーわめき散らすもんで、さすがに可哀そうに思うたとです。俺も血も涙も無か奴とは違いますけんねぇ。ほいでどがんすっか考えたとですよ」


「それでどうされたんですか?」


「もうバチバチっちして気絶しとっ時に服ば引っぺがして洗ってやったとです」


「それは問題じゃないですか? 女性ですよ?」


「問題があるわけないやろぅ、ゾンビよ? お姉さんいやらしいこと考えとるとやろうけど、流石にゾンビに欲情はせんよ。しかもそうするしか方法が無かとやもん。そんおかげでキレーか服ば着せてやることもできて臭く無くなったとよ。ばってん息の臭かとはどがんもできんやったねぇ」


「清潔になって彼女に何か変化はありましたか?」


「何も無かよ。ばってん男ん子の寄ってっごとなったとよ。ゾンビっち言うても男は男やねぇ、キレーか恰好ばしとる子が良かとやろうねぇ、終いにはおっさんのゾンビが近寄ってっとで、流石にぶん殴ってやったよ」


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