おやつでモヤモヤ。

まず先に、お礼を申し上げたい。自主企画から来ていただいた皆さん、ありがとうございます。こんなモヤモヤしてばかりで結論も何もないグダグダしてるエッセイを読んでいただきうれしい限りです。



さて、今回のテーマは「おやつ」。

早速だが諸君に問う。




チョコはホワイト派?ミルク派?ビター派?


ポテトチップスは塩?コンソメ?のりしお?


アイスクリームはバニラ?チョコ?いちご?




おやつは無限の選択肢にあふれている。

私も執筆の合間の糖分(塩分)補給によく食べる。


今、私は完全にポテトチップスに包囲されている。

正しく言えば、ポテチの匂いに包囲されている。


私が執筆している斜め前には、チップスターのコンソメ味を食う青年がおり、また二つ横の席にはチップスターのり塩味を食らう女子がいる。塩分交じりの香ばしい匂いが鼻の奥を刺激する。


コンビニに買いに行きたい。

しかしここを離れるとベストポジションを奪われてしまうかもしれない。買ってきたDARS(ホワイト)で気分をごまかしながら、これを書いている。




昼食を食べたあとなんかは、おやつで非常に迷わされる。コンビニに入って、アイスなんかを品定めすると、もうモヤモヤが止まらなくなる。冒頭で諸君に問うたが、私はアイスはバニラ(ミルク)派だ。




ところが、このコンビニの品ぞろえが悪い時がある。


「なんでこんなフルーツ系ばっか揃えた!?」

とか。


「なんであんこものばっかり入荷してんだ!?」

とか。


「氷系のアイスばっかり揃えんなよ!!!!!」

とか。



まーことごとく私の期待を裏切るセレクトで商品をそろえてしまうのだ。いうなれば、キワモノ系のアイスが多いのだ。よそのコンビニやスーパーではなかなか売り切れるようなものではない商品やら、売れ残ってしまったんだろうなというマイナーな商品が、大体回ってくる。そのコンビニは。


しかし、かといって他のコンビニに行くのは面倒。

しょうがないので、キワモノアイスでおやつを済ませるのだ。


このときの後悔たるや半端ない。

貴重な140円をちゃんと使うべきだった・・・

もっといいものを食べたい・・・




人生のうちに食事できる回数は限られる。


いつまでもおいしいものは食べていたいけど、やがてそうできなくなる時は来るだろう。だから、毎食毎食できるだけ後悔したくないなぁ、と、この頃切に思うのだ。どれだけ他を妥協したとしても、ご飯や自分の食べるものに関しては、妥協を断じて許したくはないのだ。


なんだろうか、この感情は。友人の死とか、その辺がちょっとあっただけに、最近生き死にとか生命とかスケールの大きいことをちょくちょく考えてしまう。書く作品にもなんとなくそんな気持ちが反映されてしまうんだ。


おやつひとつにもこだわりたい私の性格。

めんどくさいですかね?

分かってもらえると嬉しいんですけどねぇ・・・。



んーでもなぁ・・・


あーもう無理。

のり塩買いに行こう。

食欲には勝てない。



―つづく―

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る