ひとりごと。
携帯からのひとりごと。
ふつうでない、そんな環境でやってきたという自覚はある。最近は、実感もある。
気がついたらそうなっていた。なんでかはわからない。理由なんてないのだろう。きっとそういうものなのだ。
そしていまも、以前ほどじゃないにしろ、たぶん、私はふつうでない。
それは誇りでもあるが、そのまま劣等感でもある。
その狭間で、私はいったいいつまで揺れるのだろう。
まともじゃないね、と言われるたびに、ひどく喜ぶ自分とひどく落ち込む自分がいる。
洗いざらい、話してしまいたくなることもある。なにがそんなに、ふつうでないのか。私はどうして、ふつうでないのか。
でもそれってずるい。だから、あと一歩のところでいつも踏み止まる。
でも、そんなふうに考えてるから、いっつも苦しいのだろうか。
そろそろ、整理するべきなのだろうか。いや……向き合うべき、と言ったほうがいいか。
うーん。元廃人が、社会に出るというのはやはりなかなか大変らしい。
がんばろうとは、思うけどね。廃人もっかいやりたくないし。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます