第97話 魔法目白

「魔法目白ー! キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

「望と希! 二人合わせて希望です!」

 望と希は、いつも明るく元気に笑顔で前向きである。

「オリジナルの方が分かりにくいけど、ワクワク・ドキドキはあると思う。」

「でもEiMは定番の展開で落ち着きを目指し始めましたね。」

 JRSのドリームとホープもおしゃべりが大好きである。

「お久しぶりです! 魔法目白駅の駅娘です!」

「元気だった? 駅娘。」

 駅娘は仕事熱心である。

「どこもかしこも、素人を拾っているという感じはない。自分とこの契約作家に大賞受賞の看板を付けて売り出したいだけに見える。」

「「求める作品」の概要も何にも変わらないしな。」

「こういう現実が分かると創作ができなくなる。例えるなら、東京大学を卒業しても、コネがなければ就職できない。もし、それを知っていれば勉強をがんばって、青春を無駄にして東大には入学しなかっただろう。」

「テレビに出ている東大生。週刊誌やネットでは妊娠中絶男の遊び人と話題になっているが、それでもテレビは出続けている。」

「なぜ?」

「クイズ番組の視聴率がいいから、各局とも切るに切れないらしい。」

「テレビ局にモラルがないね。」

「もしスポンサー企業やテレビの視聴者が、東京大学、妊娠中絶男がテレビで自分賢いをアピールして、女遊びしまくっているを知ったら、どうなるのだろう?」

「その男だけ切り捨てて続くだろう。何事もなかったように。」

「ブラックな遊園地や、テレビに映らない所で遊びまわっているアイドルたちも同じである。」

「ワクワク・ドキドキに美化した空想を愛していたが、真実を知ったら許せないだろう。」

「中毒でなければ、時間を返せと言うだろう。」

「EiMは、止まらずに書けている。代わり映えしない定番の内容で。」

「しかし、ネット小説投稿サイトの運営さんに動きがあると、モヤモヤして創作が止まる。」

「いつになったら不正やコネのない、普通のコンテストをしてくれるのか? いつになったら、ヒット作が生まれるのか?」

「アイドル売れたら、皆アイドル。ついには男のアイドルも。さらに、まだまだアイドルアニメばっかり拡大中。」

「ワクワク・ドキドキを題材に使える作品の内容ってなんだ? 全ジャンルOKは全て孫悟空みたいに自分がワクワク・ドキドキしていますとアピールするしかない。」

 あと3000字で終われる。疲れるから、今度から作品以外の投稿はやめよう。

「さまよえる目白人レベル2を倒したぞ!」

 望たちは駅クエストを突破した。

「さあ! 魔法電車に乗ろう! 冒険の始まりだ!」

 望たちは魔法電車に乗り次の駅を目指すのだった。

 つづく。

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