寝る前に少しずつ読むにはちょうど良い物語。不幸な境遇を抱えた女の子たちの優しいお話。きっとハッピーエンドにしてくれるだろうという安心感と、どう着地させるんだろうというハラハラ。キャラクターも最初はパンチが弱く感じる部分もありつつ、人間臭い弱さを知るにつれ、自分との共通項に気づかされる。タグから見るに、オズの魔法使いをなぞって書かれているようです。話の区切りで地の文の人称が変わるものの、作者の意図が感じられるので不快な感じ無く読むことができます。二章まで読んだのでレビューを。