第3話 歌がたり
奏でられる音楽へ 静かに耳を傾ける
その音色は わたしの中へと流れ入り
曲へ込められた想いが 魂を震わせる
その旋律のあまりの美しさに
その想いのあまりの優しさに
その音色のあまりの切なさに
心が共に振るえ 自然と涙が溢れる
透明なそれらは 心の刺とともに流れ出て
知らず知らずに傷ついていた心を 癒していく
ああ、変わらぬ音楽の素晴らしさよ!
歌えぬ 喉の痛みに悲しき日々を送りながらも
その心を癒すものも また 美しき旋律なのか
音楽と戯れし楽しき過去が 心へ優しく甦って
綺羅とした宝物へ変わり 一等大切な物となる
奏でられる音楽へ 静かに耳を傾けて
心が歌う 美しき音色を楽しみながら
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