ー12
列車を乗り継ぎ魔法都市へと帰り着いたアリスにティア。
そして出発する時はいなかったゼロも列車を降りると、直ぐに煙草に火をつけるとティアを見た。
「ったく、列車の乗客も吸っていいって言ってただろうが……真面目すぎるぞ」
「すいません、でもお煙草を吸わない人も沢山いますし……列車は基本的に禁煙なので」
「謝る必要ないのよティア、思考回路が壊れてるんだから」
ゼロに軽く頭を下げて謝るティアを見て、アリスは煙草を吸って歩いているゼロの横顔をムッとした表情で見つめる。
アリスの視線に気付いているのかいないのか、ゼロはスタスタと学園に向かって歩き出す。
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