主要でない登場人物紹介
一話しか出てこなくても、例え台詞が少なくても、チョイ役の皆さんも居てこその物語です。と言うことで登場順にまとめてみました。年齢、肩書は登場時のものです。
ネタバレがありますのでご注意下さい。
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ベルナール
テリオー家の執事。テリオー家滞在中のナタニエルに何か入り用なものがないか、時々聞いてくれとエマに頼まれていた。彼も薄々はナタニエルとエマの関係を察していたかもしれない。
テリオー家の侍女頭他、使用人たち
アナとナタニエルを迎えるために色々準備に奔走していた。エマによるとおしゃべり好きな侍女もいるらしく、彼女はナタニエルとの仲がばれないように気を遣っていた。
エマの元カレとその浮気相手たち
元カレはテリオー領の裕福な商人でエマとの縁談には乗り気だった。しかし、あちこちで浮気をしており一年もしない間に破局。その後、三角関係のもつれで事件を引き起こす。この男が普通に誠実な人だったらエマはさっさと結婚していてナタニエルに機会は巡って来ていなかっただろう。
ナタニエルの元カノたち
エマと別れのすぐ後の元カノはナタニエルが間違えてエマと連呼するのですぐに別れる。その後も誰とも長続きしなかったナタニエルだった。最後に付き合った元カノは侯爵夫人の地位が欲しかったらしく、これまたすぐに破局。
ガストンの仲間
仲間というか悪友。それでもガストンに言われて忠実にパスカルを他のいじめっ子から守ってくれていた。
テリオー領の皆さん
領主一家との関係も良い素朴で働き者の人々。パスカルは次期領主として慕われているようである。皆さんエマの元交際相手との破談に心を痛めていた。ナタニエルと婚約したエマのことを喜んでくれている。
ルクレール侯爵家の侍女
離れに滞在中のエマの世話をしてくれる彼女、ナタニエルには結構厳しかったりする。
ナタニエルの祖父母の皆さん
フロレンスの両親ルクレール前侯爵夫妻、ナタニエルの実父の両親リゼ夫妻、アントワーヌの両親ペルティエ前男爵夫妻にアントワーヌの養父母ソンルグレ前侯爵夫妻。皆にナタニエルはエマを紹介し、結婚の報告をしている。
テオドール・ボルデュック
アナの弟で王宮医師。ナタニエルの妹は二人とも色々お世話になったが、今回は親戚の顔合わせにちょっと出てくるだけ。この話では誰も医者の世話にならずに済んだ。
テリオーの街の司祭さま
六年前にテリオー領に逃げ帰った傷心のエマにとって、心の支えになった人の一人である。
エマの顧客の皆さん
エマの縫うドレスを楽しみにしていた人たちも、彼女が結婚して王都に引っ越すと聞いて喜んで送り出してくれた。エマの新規の客となりそうな王都の知り合いを紹介してくれた人も。
ソニア・ポワリエ侯爵夫人(20)
王宮魔術院勤務。アナと南部テリオー領に行くはずだったが、直前に妊娠が判明したため辞退せざるを得なかった。ナタニエルが代理で派遣されたというか、ここぞとばかりに代理に立候補したことによりこの物語が成立したとも言える。そして彼女は無事男児を出産。この赤ちゃんダニエルこそ二人のキューピッド? 実は彼女、シリーズ作の某スピンオフに既に出演しているあの方。そして今作に出てこなかった彼女の旦那さまも割にインパクトのある既出の人である。
王妃さま
ナタニエルの伯母にあたる。「見た目だけはジェレミー似だけれど、性格は似ず中身は好青年に育ったのよね」とナタニエルについて供述。しかし彼は性格も少しジェレミーに似てしまっているようだ。サンレオナール国王との間に王子が二人、王女が一人居る。
仕立て屋の主人
ナタニエルの頼みにより、中古の足踏みミシンを譲ってくれた人。その代わりにと言ってはなんだが、エマの婚礼衣装の注文を取れたようである。
ドウジュとクレハ
ダンジュの両親でペルティエ領の山奥、間者の里出身。この話では完結記念小話だけに登場している。
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