謎の迷宮島
第41話 迷う少女
とある迷宮で、1人の冒険者が道に迷って途方に暮れていた。
「ふえ~ん、ここどこなのぉ~」
その冒険者の名前はアコ。そう、あの罠にかかりまくる少女だ。彼女は今回、とある依頼を受けて、仲間と供にとある迷宮を興味の赴くままに楽しんでいた。
しかし、興味のある事にはとことん深追いする性格が災いして彼女は仲間とはぐれ、すっかり迷ってしまってしまう。そうなってしまったのは、今回の迷宮でもアコが罠にかかりまくったせいでもあった。
迷いまくった彼女が正解だと信じて選んだ道の先にあったのは行き止まり。アコが行き止まりを目にするのはこれで25回目だ。
あんまり迷いすぎて気力も尽きた彼女は、その場でぺたりと力なく座り込む。
「私……もうダメかも」
そんな人生を悲観した彼女に近付く影があった。その人影とは一体――。
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