Sugar Town
月のきおん
第1話
金平糖の家 ヘンデルとグレーテル
七色に輝くあの子の笑顔が見える様
苺ショートの苺だけ
口にほおばりながら
彼はじっと飴細工の海を
見つめてフッと溜め息
僕は本当はこんなの作るつもりは無いが
ジッと窓辺で息をすう
そして又気を取り直す
クッキーの橋がどこまでも続く様に
月の兎はしかめっ面で
私にもお菓子頂戴な
そんな声が聞こえる様
Sugar Town 月のきおん @kioco
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます