神々の領域にすら人間は到達するらむしかし死はあり

神々の領域にすら人間は到達するらむしかし死はあり


【語釈】

するらむはするだろうの意味。、技術的特異点という概念をらなかったので、どちらかといえば、テイヤール・ド・シャルダンのΩ点理論を意識していたのであろう。人類は進化の果てにΩ点という神の領域に到達するというものだ。それでも死はまぬかれない、と詠んでいる。が、技術的特異点のおとずれかたによれば、人間はえいごう不滅にもなれるという。

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