青春は猛者のごとくに永逝しにけりこの一首をば墓碑とするなり

青春は猛者のごとくに永逝しにけりこの一首をば墓碑とするなり


【語釈】

青春が死んだのでこの和歌を墓碑とする、という。「人生を棒に振りし男、ここに眠る」は高村光太郎の墓碑銘だったはずだが、そもそも、墓碑銘をきざむ習慣のない日本で、高村はどうやって墓碑銘をきざんだのか。仏教でも宗派によるのか。りすときようだったのか。余談だが、ぼんのたびに、墓地にささっている木の棒を不思議におもうかたがいるかもしれない。愚生もおなじで、穿せんさくしてみたら、ぶつの墓を意味するストゥーバを訳したというもので、名前だけはっていたが、墓石と似た意味をもつらしい。ならば墓石とをわける意味はあるのか。また、有名な「小町」は無論、これが語源である。

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