土地争い

咲桜「?…未来、食事の準備して、少し待っていてちょうだい。」

未来「はーい!」

 そう元気の良い返事をして、未来は台所の方まで走っていった。

咲桜「…それで、話って何かしら。」

流歌「…土地争いのこと、未来さんに黙っておいてよろしいんですか?」

咲桜「良いの。知らぬが仏っていう言葉もあるでしょう?」

流歌「…ですが、未来さんはきっと咲桜さんと一緒に居れると思ってますよ?」

咲桜「…」

流歌「このまま咲桜さんが行ってしまえば今言うよりもショックを受けてしまうかもしれませんが…」

咲桜「…私はもう決めたのよ…未来には言わないって。」

流歌「…そうですか。それではお食事の時間にしましょう。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る