第4話

午前四時。その夜の仕事は終了した。このアルバイトをはじめて半年になる。誰かが、飲み物を買ってきた。白いレジの手さげ袋には、ホットの缶コーヒーでいっぱいだ。その中から好きなものを選ぶ。雪は、さっきより小さい粒になっていて、やもうとしていた。

「ひかるちゃん、その後、彼氏とどうなったの?」

一人だけ、その中に女性が混じっていた。現場用のランプをふるアルバイトをしている女子大生だ。当然、いつも注目の的にされている。

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