極めて短い文章なのに、グミ子の都会での経験と、帰宅後の家庭の様子が対比されていて、非常に印象的ですね。特に、母親の疲労感や家庭の沈黙が、グミ子の心にどのような影響を与えたかがよく描かれています。細部の描写までリアルで、深い感情を呼び起こします。

続きも情景描写が豊かで、強い印象を与える文章ですね。特に、破片の音が『不協和音』として表現されている点が印象的です。

片田舎の町が紅く燃えている様子や、手を伸ばせば掴めるほど近い空の描写が素晴らしいですね。わずか２４０文字という短い描写なのに、グミ子の心情までよく伝わってきます。

都会に住む従姉妹の家での時間が、母親とグミ子にとってどれほど大切だったのかが伝わってきて、心に残るお話でした。

ふう子様

はじめまして、悠鬼よう子と申します。
この度は、私どもの作品にご意見してくださり、ありがとうございます、
ご期待に添えるよう、これからも精進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

ふう子様の連載中の作品を読ませていただきました。
グミ子が兄の暴れから逃げ出し、夕暮れの住宅街を歩くシーンは、田舎町の美しさと彼女の孤独感が見事に描かれていて、特に、紅く燃える町や手が届きそうなほど近い空の描写は、非常に印象的でした。

私自身、田舎町で育ったため、夕焼けや静かな住宅街の風景にはとても親近感を感じました。これからも作品の続きを楽しみにしています。