宝石娘(幼)達と行く異世界チートライフ!~聖剣を少女に挿し込むのが最終手段です~
ユーリアル
JD-001「転移、そして初めての少女解放」
日も落ち、蛍光灯の灯った一人暮らしの部屋。俺の手の中のそれが観賞用のライトに照らされ、一層輝きを増した。
濃いめの赤色の持ち主はザクロ石とも呼ばれる宝石、ガーネットだ。蛍光灯の下で見るとやや暗めに光るが、専用のライトに照らされることで全く別物に見える。手の中で動かすと輝き方が変わっていき、それはまるで女の子の表情がころころと変わるかのように感じて思わず顔がにやける。
「これでコレクションもひとまずそろったな……」
さらさらと、輝きから連想されるキャラクターを下手ながら描きだしてボックスの隙間にメモのように挟む。
これでここにガーネットを納めれば完成だ。
色も大きさも様々な宝石が手製のコレクションボックスの中で輝いている。
時代を感じる茶色のような輝きの琥珀、夜の空のようなラピスラズリ、緑のも青ともつかない不思議な輝きのトルマリン。
他にも1粒の真珠や小さなダイヤ、ルビーなんかも収まっている。
そばには自分で描いた拙いキャラ絵。鑑賞しながら、擬人化したらこんな子かなーなんて自分で描いたものだ。
活発そうな緑の子、お姉さんタイプの青い子、そんな感じだ。
俺はそんな中から1つの石を取り出して専用の布でふき始めた。
ダイヤとも間違うかもしれない輝きのそれはジルコニア。世間じゃ安物、ダイヤを買えない人の代替品なんてイメージもあるかもしれないが、俺にとっては全く違う。しっかりと輝きを放つ、大事な大事な石だ。
曇りの無いように、しっかりと磨いて箱に戻した時に気が付いた。
「そっか、明日サークル入会の締め切りだっけ」
隅に置いたままだったパンフを取り出して眺める。
野球……パス。バスケ……パス。運動や色んな活動をして人間関係を培う?ただのリア充集団じゃねえの? パス。
(……ん?)
ありきたりな言葉が躍るそれらの中に、奇妙な物を発見した。
半面刷りのパンフというかチラシのような物。それだけならスルーするところだけど、どう見てもおかしい。
ど真ん中に妙に薄着の……女神です、と主張するフルカラーな絵があるのだ。どこぞの青少年には刺激の強い肌色が多い袋とじ絵のようだ。
周囲には無駄にかっこいいフォントが躍っている。
「何々……世界の救世主募集?」
他とは違いを感じる気の効いたパンフレットだ。コスプレサークルか何かか?
ただそれだけなら参加するつもりもないが、何か違和感があったのだ。
他のパンフ同様にゴミ箱に向けていた手を止めて改めて目を通した。
ええっと……活動場所は……異世界? 名前を書いて参加希望に丸付けしたらOK?
「え? どういうこと?」
思わず顔を上げるが、そこにはようやく慣れてきた一人暮らしの部屋。
特に変なところは……無い。付けたままのライトが今も宝石たちを照らし出しているぐらいだ。
にわかに部屋の空気が変わったように感じ、それでも好奇心は抑えきれずに恐る恐る、筆記用具からペンを取り出して、石田透(いしだとおる)と書いて丸を付けてみる。
「……なんだ、何も起きないじゃ、うおっ!?」
突然、部屋が揺れた。音を立てて揺れる本や家具、そして何よりも宝石のコレクションが気になった。
慌てて立ち上がり、コレクションボックスを掴んで抱えたところで足元の感覚がなくなったのを感じた。
「え?」
部屋の中に棚が崩れるのをスローモーションに感じながら、俺はどこかに落下していき、視界が閉ざされる。
手にしたコレクションボックスだけは確かな物だった。
一度だけやったことのあるバンジージャンプとも違う妙な落下感。
むしろ、何か柔らかい物の中を通っているような感触だ。そしてすぽんという様な勢いで俺はどこかに出た。
妙にカラフルで、見覚えある光に満ちた空間。床も良くわからないそこに俺は座り込む状態だった。
思わず見上げるが当然ながらここがどこだかわからない。
「え? は?」
「ああ、ようこそいらっしゃいました!」
歓喜の声に振り返れば、薄布一枚の女神様。見覚えがあると思ったが、よく見れば謎のパンフにあった絵の通りだ。
薄いカーテンを羽織っただけの様な服装に、後ろから何やらうっすらと光ってるので肝心な部分はなぜかうすぼんやりだけど、豊満な胸やくびれ、お尻なんかの輪郭はばっちり。
グラビアアイドルが束になっても敵わないようなナイスなボディーだ。
一気に顔とかに血が集まるのがわかるけど、ひとまずは声をかけないと……。
「あなたは? 俺はどうしてここに?」
「あら、お読みになった上でサインいただいたのではなくて?」
コテンと可愛く首を傾げる女神様。その仕草が似合うかどうかは見た目の年齢的に微妙なラインだけど女神様ならセーフっぽい。
(読んだ……サインした……え?)
若干現実逃避気味な思考が無視できない単語を拾う。世界の救世主とか書いてあったあれが……?
「もしかしなくても……あのぼろいパンフ?」
「ええ、あちこちの世界にばらまくならあのぐらいが限界でして……。でも、私の姿絵は完璧にしました!」
胸を張り、声を上げる女神様。そのついでに豊かな双丘がぶるんと揺れる。
ええ、確かにばっちりでしたよ。夜のごにょごにょに使えそうなぐらいには。
「第一印象って大事ですよね! だから奮発したんです」
「確かにね。で、女神様は俺に何か用が?」
段々と落ち着きを取り戻してきた俺は気が付く。これは古来より日本人が描いてきたあのシーンだと。
神隠し……夕闇の穴……つまり、異世界への冒険だ。
「そうです。貴方にお願いがあります。答えてくれたのは貴方1人だけだったので……」
一転、真面目な顔で俺に向き直る女神様。どうでもいいが、腕組みをするもんだから胸がげふんげふん。
いや、脱線しそうになったがここまできたら言われずともわかる。
「俺がどーんっと世界を救えばいいわけだ、何かをぶっとばして」
「あら、その通りです。話が速いですね」
無駄に偉そうに言い切った俺に、女神様は感心したようにうなずいた。
このぐらいは考える余裕さえ戻ってきたら多くのオタクなら気が付く……はずだ。
慌てるか落ち着いて聞けるかは別として、ね。
「いや、まあ色々とな。で、何のチートがもらえるんだ?
最強の魔法力か? それとも何でも作れるやつか?」
異世界といえばチートである。現代知識で発明しまくり、うはうは!なんてのはよほどうまくやらないと技術面でも材料面でもむずかしい。
それに俺は何か作るような知識はないから戦闘力で優位に立たねば。そんな気持ちで期待に満ちて女神様を見るが……いじけていた。
「うう、そんな力がOKだったらとっくに助けてもらってますよう……」
(それもそうか、というかたまに子供っぽいなこの人)
女神がのの字書いてちゃいけないでしょうよ……女神様であって、人じゃないけどさ。
「えっと、じゃあ何がもらえるんだ?」
まさか支援なしで放り出されないよな? そんなことになったらどこぞの勇者以下だ。
50ゴールドと剣1本とか洒落にならない。幸いにもその想像は俺の考え過ぎの様で、女神はにこっとこちらに笑いかけてきた。
「はい! 貴方にはまず、健康的な肉体と聖剣を授けます!」
(おお、聖剣!)
某最終幻想とかにも必ず出てくるいつものあれだ。
頭をめぐる色んな名前の聖剣たち。あれもこれも伝説では強力な物ばかりだ。
「やったぜ。剣聖無双かー!」
防御面が補助なしっぽいけど、現地で訓練すれば避けるぐらいはいけるだろう。
それに健康的な肉体っていうからにはマッチョは無理でもそれなりに動けるはずだ。
勝手に脳内で光り輝くどこぞの剣を振り回し、敵らしい物をばったばったとなぎ倒す俺を妄想してしまっても無理もないと思う。
が、そんな俺の視界にまたものの字を描く女神の姿。
「……貰えるのは聖剣だよな?」
「はい……いつかは敵なしだと思いますぅ……」
(い、いつかは? じゃあ何ができるんだよ、ちゃんばらか?)
俺のその疑問が顔に出ていたのだろう。女神が何やら唱えたかと思うと、彼女の両手の中に1本の長剣が産まれた。
見た目はいかにもな装飾の剣だが若干安っぽいな。
「これが現物ですけど、今はその……相手に押されてるせいで力が弱くって。主に2つしか能力がないんです」
「2つ……具体的には」
不安が残るが女神がわざわざ2つというのだ、大したことないということは無いだろう。
「はい。1つは折れず、切れ味が落ちないという特徴です。成長していけばもっと機能が復活すると思います。
もう1つは、貴石解放です。こっちのほうがメインかもしれません」
「貴石解放?」
前半は1つとまとめていいのかわからないぐらいよくわかるが、後半がいまいちわからない。
貴石と言えば俺のうろ覚えの知識だと、ダイヤだとか如何にも!な奴だけ呼ばれるんだよな。
大体が価値あるものがそう呼ばれるわけで……それを解放となると光よ、とか唱えるんだろうか。
「はい。えーっと、貴方の知識にある物と比べ、今から行く場所だとほぼ全部貴石扱いです。
いろいろ事情はあるんですが……あ、良い物がありますね」
そういって女神が指し示すのは腕に抱えたままのコレクションボックス。
多少角度が変わっているけど、しっかりとみんな箱に収まっている。
貸してくださいと言うので渋々と渡すと、女神様はそれを入念に眺めて何かに満足したようにうなずいた。
「えっと……うん。属性のバランスもいいですね。これなら……きゃっ!」
可愛らしく女神様が叫んだと思うと、世界がまた揺れた。
いつの間にか周囲にあった謎のインテリア家具も揺れ、色々な物が落ちていく。
「ああっ!」
「ごめんなさいいぃ!」
座り込んでいた俺と違い、立ったままの女神様は姿勢を保つのが難しかったようだ。
揺れに耐えきれず姿勢を崩し、その手にした俺のコレクションケースが大きく傾いてしまう。
そこから零れ落ちる輝きたち、いうまでもなく俺の物だ。
どこかに落ちて行ってしまう光を涙目で見送り、顔を上げれば必死に何かを掴んだままの女神様とからっぽになったコレクションケース。
「あちゃー……結構高かったんですけど……」
揺れも収まったのでとりあえずは恨み言を言ってみる。
色々と我慢して手に入れた分だからな、思い入れはあるのだ。
石は似たように見えて全く同じものなんてないから面白いのだ。
「うう、絆はつながってますから、なんとかあちらの世界で出会えるとは思いますよぅ。ごめんなさい、詳しくは娘に聞いてください! 時間があまりないのです!」
「え、ちょ!?」
女神様は手の中に唯一残っていた石を摘まんでキスをしたかと思うと、急に慌てだして俺にそれと剣を押し付けると気が付けば走り去っていた。
追いかけようとした俺は……再びの揺れと共にどこかへ落下していくのだった。
「いてて……ここ、どこだ? 草原?」
目を覚ました俺は草原にいた。本当にそうとしか言いようのない場所だ。敢えて言えば丘の上の草原。すぐそばには踏み固められた街道らしい道。遠くに山、森、そして建物群が見える。
(あれは街かな?)
まず目指すべきはあの街だろう。歩き出した俺の足裏に痛みが走る。落下した時にくじいたのだろうか。
「痛いってことは夢じゃないのか……なんてこった」
随分リアルな夢、という可能性を最後まで捨ててなかったのは俺の未練ということか……な?
(さて、どうするか……)
──ツンツン
考え込んでいる俺の服、普通にジーンズに白ポロシャツという変哲の無い俺の裾を誰かがつついた。
「ん? どわっ!?」
何気なく振り返った俺の視界に飛び込んできたのは、白。正確には美少女がいた……というか幼女に近いかも。
銀髪のように見えるけどどちらかというと白。脱色ではなく、白という色の白だ。
俺の腰ぐらいの背丈で少女というにも少し小さい。腰より長い、ストレートの髪の毛、そして肌は妙に透明感がある。ほんのり肌色なのが妙に魅力的である。
薄い造りのヒラヒラとした服はわずかにグラデーションがかかっており、背徳的な魅力と神聖な雰囲気が同居している。両肩が出ていてその肌の白さにドキッとする。って、ここにいるということは俺と一緒にあの女神に飛ばされた……いや、まてよ? 女神は自分の娘に聞いてくれと言っていた……ということは、だ。
「君、あの女神様の娘さん?」
「(コクン)」
少女は語らず、静かに頷いた。その際に髪の毛がさらさらと揺れ、体を覆うように舞う。
「えっと、名前は?」
「ジル。ジルコニア精霊のジル」
小さな、それでいて耳に心地よく響く可愛らしい声だ。そうして言われてみれば、どことなくジルコニアの輝きに似た雰囲気を感じる。
どこか神秘的な、宝石めいた魅力。正直、彼女にしてと言われたら速攻で頷いているぐらいだ。
ちょっぴし、いや……地球なら間違いなくお巡りさん呼ばれそうな少女というか幼女だけど。
彼女が女神の娘だというなら、しっかり聞いておかないと。
「そっか。で、俺はどうしたらいい?」
「?」
俺の問いかけに、女神様とそっくりな仕草でコテンと首を傾げるジルちゃん。
こっちは間違いなく可愛い。というかきゅんきゅんする。
「いやいや、女神様に世界を救ってくれって言われて、最後に詳しいことは娘にって言われてるんだけど」
「魔物を倒す。マナか宝石を確保。そしたらパワーアップ。みんなハッピー」
(ええっと……)
その後も続いたたどたどしいジルちゃんの話をまとめるとこうだ。
この世界は今、魔の軍勢が人間の領域に攻め込んでいるらしい。魔の軍勢側には巨大なドラゴンとかもいて、人間側が超不利。
なんとか前線は維持できているけど、先行きは怪しい。そして、そんな混乱の中で魔物を倒してマナを回収、あるいはそいつらが落とす宝石を集め、女神の娘を強化、一緒に戦えと。
なるほど、こうしてみるとわかりやすい。今はそんなに強くないけど、集めていけば最強だと。
ついでに聖剣は普段はペンダントにできるぐらいの大きさに縮めることができて、念じるとでかくすることができることが分かった。
というかなんかなじみのある大きさだな。
具体的にはよく触ってるような……深く考えない様にしよう。
刀身部分の太さなどを気にしたら危険だと何かが訴えているので話を戻すことにした。
「なるほど。で、俺が剣で切るとしてジルちゃんは何を?」
まさか何もできないということは無いんだどうけど……と聞いたところでどこからか声。
慌てて見渡すと丘の下のほう、まだ小さいけど何やら走ってくる。四つ脚の……犬かな? ってことはこっち風上か!
「げげっ、なんとかなるかなあ」
初戦として現地の野犬というのはテンプレだけど、こちらには剣1本、そして守らないといけない幼女1名。
やや荷が重い気がする。
──クイクイ
「なに? ってなんで脱いでんの!?」
先ほどのように引っ張られる感触に振り返ると、ジルちゃんが服をたくし上げて下半身丸見えだった。
可愛らしいおへそからパンツ、細い太ももまで隠すものがない。
俺はロリではないと言いたいところだが上下結構広くオッケーです!
(あ、ブラはないけどパンツは履いてる。すごいローライズだけど)
ってそうじゃなくて。俺が戦うから下がって、と言おうとしたところでジルちゃんの方が早く口を開いた。
「入れて」
(は?……入れて?)
大よそ、幼女や少女から飛び出てはいけない単語を耳にし、固まる。おまわりさーん、ここですよーとか幻聴が聞こえそうだ。
「聖剣、ここに、入れて」
ジルちゃんが細い指で指して撫でるのはジルちゃんの大事な、じゃなくてもう少し上。
おへそのあたり……なんだこれ、魔法陣? いつの間にか、白い肌に光り輝く小さな魔法陣が浮いていた。
「聖剣、小さくして入れて」
「わ、わかった」
迎え撃つべく長剣にしていた聖剣を縮め、恐る恐る魔法陣にふれると、ぬぷっという音が聞こえそうな勢いでペーパーナイフのような剣先がめり込んだ。
明らかにジルちゃんのお腹以外の何かに入っている。
「んんっ」
「だ、大丈夫?」
白かった顔が真っ赤になり、何かに耐えるようにふるふるとジルちゃんが震えている。
……絵面、やばくないか? いや、間違いなくアウトだよな?
「(こくん)はやくっ、もっとおくっ、最後にひだりにっ」
「ええい!」
なんだか長引かせるのも危険な気がしたので残りの部分を一気に押し込んだ。
そして左にひねるとかちりと何かがかみ合う感触があった。
「ふぁあああー!」
地球だったら間違いなく通報されてる声がジルちゃんから漏れ、悶えるような姿に呆ける間に周囲に白の光があふれた。
「まぶしっ」
思わず顔の前に手をやり、それが収まったところには、女神様を若くしたような美女が立っていた。
ジルちゃんがいない……って、このパターンはどう考えてもあれだ。
そう、この美女がジルちゃんというわけだ。
「ジ、ジルちゃん?」
「やる……」
つぶやき、ジルちゃんは音もなく駆け出した。向かう先は、って近いな?
遠くにいた影はいつの間にか姿が見える距離まで来ており、その正体が見えてきた。
やはりというかなんというか、でかい犬だ。でもドーベルマンぐらいあるぞ。それが3匹。
よだれをまき散らしながらこちらへ一直線の中へジルちゃんはすべり込み、手を一閃。
いつの間にかそこには透明な剣が握られていた。
「すげえ……一瞬じゃんか」
右手に聖剣(短)を持ったままの俺が瞬きを何度かする間に、野犬たちは物言わぬ躯と化していた。
耳に先ほどまでの野犬の声が残っているかのような錯覚の中、ジルちゃん(大)が物静かに立っている。
「ご主人様、おわった」
「お疲れ様って、ご主人様? 俺が?」
ねぎらいの言葉の途中での問いかけにジルちゃんは素直に頷く。
(ご主人様……かぁ)
振り返ったジルちゃんは正直、俺の一部に毒だった。服はそのままで胸は成長してるし、足もすらっとしてちょうどローライズのパンツがぎりぎり見え隠れ。
ひとまず隠すように言うべきか、と思ったらギャグのように煙がジルちゃんを覆う。
それが消え去ったところにはジルちゃん(幼)が。
「時間切れ」
ということらしい。効果時間は数分と言ったところだろうか。
(これが貴石解放? 使い勝手が難しいな)
ジルちゃんはジルコニアのジル、と言っていた。つまり彼女の源というか起源であるジルコニアの属性を解放?しているのだろう。
しかもキーは聖剣の指定場所への挿入。自力で戦うか、少女の微妙なところに抜き差しか。
(まじかよ……とりあえず、通報されないような服を買おう)
こうして俺の、女神の娘との通報されるまでのチキンレース、もとい異世界ライフが幕を開けたのである。
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