第79話 雷
今日は土曜日。朝から一ノ瀬と真昼は俺の部屋に入ってきて、勉強会を開始した。
土曜は一ノ瀬と真昼、日曜はギャルズとの勉強会になっている。
この2日で学校の美少女たちに会えるなんて幸せだなぁ……。
俺と真昼はいつも通り勉強に励んでいる。今では理科もしっかりとやっている。
理科は暗記が大半なので、あまり教えることはなかった。
そのため、数学をちょくちょく教えつつ、自分の勉強にも取り組んでいる。
理系科目は真昼や村瀬に教えてるから、ある程度の内容は頭に入ってきている。そのため、自分の勉強のほとんどが文系科目だ。
社会とかは勉強のやり方とかわかるけど、国語とかなにしたらいいのかわからない。
俺は国語の勉強は漢字の暗記ぐらいしかしたことがない。
逆に聞くけど、ほかにすることあるのって感じ。
だから、国語はいつも通り漢字のみの勉強する。
英語も同じく、単語のみの勉強だ。
そのため、時間がかなり余った俺は、社会に力を入れることにした。教科書を何度も見て、100点取る気で勉強した。
真昼も少しずつ理解してきていて、おそらく高得点を期待できる。
ほんとよくがんばるよなぁ。俺なんて国語赤点ギリギリだけど、全然やる気でないんだよな。とってしまったらしゃーないって感じでさ。
そんな感じでずっとやっていて、夕食を食べたのち解散となった。
一ノ瀬たちがいなくなったら勉強する気もなくなってきて、ついラノベを手に取ってしまう。
そのまま一冊を最後まで……読んでしまった。
やらかしたとは思うものの、勉強する気にもならないし、寝ることにした。
時間は夜10時を過ぎた頃だろうか。
いつもに比べたらかなり早い就寝になるが、たまには長時間寝ることも大事だよな。
雨もだいぶ降ってきて、ちょくちょく雷もなっている気がする。
俺はシャッターを閉めて、電気を消した……。
………………
………………
………………
………………
長時間寝たこともあり、目覚めがかなりいい。なんか気分が良く、いい香りもする。
俺はベッドから出るため布団をどける……。
「えっ?えええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ???!!!」
そこには女性らしき頭が二つ……。
もう少し布団をどけると……、そこにいたのは一ノ瀬と真昼だった。
なぜだ?!
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