人間不全症候群
じんたね
当事者にとっての人間不全症候群およびその治療
迅田根子
ロス大学大学院臨床心理学研究科認知行動療法コース
Course of Cognitive Behavioral Therapy, Clinical Psychology, Rosen St. Strauss University
JINTA Neko
【概要】
本研究の目的は、人間不全症候群(Humanic Deficiency Syndrome)患者への半構造化インタビューを通じて、その治療のためのトレーニングプログラムを開発することにある。人間不全症候群は、対人接触介入装置(Interpersonal Interface Injection device)技術への適応障害の可能性があり、適応を支援するためのメンタル・スキル・トレーニング(Mental Skill Training)が必要であると考えられる。長時間のインタビューから示唆されたのは、i3Dの着脱練習の反復および人間不全症候群患者の互助組織が適応障害を克服する可能性である。現在、とりわけ日本の中高年男性に広がる人間不全症候群が器質に基づくとされ、適応障害だと考えられていない状況に鑑みるならば、本研究の知見を活かしたトレーニングプログラムの開発が急務とされるだろう。
Keywords:人間不全症候群(HDS)、メンタル・スキル・トレーニング(MST)、対人接触介入装置(i3DD)、認知行動療法、適応障害
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