第2話 見た目は平和な朝に戻ったが
我が家の外の鍵穴に突き刺さったままで抜けなかった鍵が、やっとのことで抜けたことに、私は心の底から感謝と安堵をした。
セキュリティー的にも、これでやっと安心して家の中に入ってくつろげるから。
が・・・同時にかすかな一抹の不安も覚えた。
また出かける際、外に出て玄関の鍵を閉めた時に、今回と同じように鍵穴に突き刺さったままで鍵が抜けなくなったらどうしよう??
今回のような鍵トラブルがまた起こるかもしれないし、もう2度と起こらないのかもしれない・・・果たしてどっちかなぁ!?
ひとしきり考えた末、我が家のリスク回避として私にも出来得る限りの対策を今から練らねば・・・との考えに到った。
朝早くからこのような鍵のトラブルはもうごめんだったからだ。
暗雲立ち込めていた朝は、かくして また平和な朝に戻ったが、しかし私には【鍵のトラブル】へ向けての対策を練るという大きなミッションが残った。
【鍵の穴から鍵が抜けないなどのトラブル】には、いったいどう対処すれば良いのだろう。。。
ということで、さっそく ネットで調べてみると 【鍵のトラブルには鉛筆がいいのか!?】と思えるような記述がいくつもあった。
鍵穴にゴミなどがないか確認して、あるのならば掃除機で吸ったりブラシなどで掃除をしてからするそうだ。
ネットに書かれているのは、2Bくらいの鉛筆を使って鍵のギザギザしたところを鉛筆でこするだけで、鍵の滑りが劇的に良くなるのだと。もしくは鉛筆の芯を粉状にして、それをギザギザにつける、、、とか。
今ひとつ懐疑的だが、なんでも鉛筆の芯に含まれている黒鉛が鍵の金属部分について、それが潤滑の役目になるのが理由だとか・・・
しかし別のサイトでは、これは一時的な方法であるのでそのうちにまた滑りが悪く戻ったりもするよ〜という報告もあって、大いに悩むところである。気軽に情報を得られて便利なのだが、情報過多によって 逆に迷いも生じやすい。
鍵のギザギザに鉛筆の芯を擦り付けて、黒鉛により滑りをよくする方法に関しては、一応 賛否があるので 保留にしとく。
もう少し 調べてみようかと思う頃には、平和だった朝も 昼前に差し掛かっていた。
また起こるかもしれないリスクを考えると、今日中にいろいろな準備をしておこうと決めた。
何か潤滑の役目があることは大切だと思って、またまた調べ始めると・・・
すると、 専門の鍵の潤滑スプレーなる物があることを知った。
これなら鉛筆の芯よりかはまだ心強いです!
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