評価

ふだん、人を評価する機会はあまりありません。


初対面の人はまず、挨拶からはじめて。

話してもいいよっていう雰囲気なら

ちょっとお話をしてみます。


いい人だなあ、とか。

変わっていて、面白そうとか。

感覚が合わないから、距離をとっておこうとか。


人と仲良く付き合っていくことは、

気まぐれなわたしには難しいことなので。


会ったら挨拶をして世間話をする程度。

できるのは、これぐらいです。


そうやって生きています。




しかし、仕事では評価とは無縁でいられません。

はじめて、人の仕事を評価しました。



人に評価されるのは、別にいいのです。

人間性を評価される訳ではないので。

良くても悪くても、仕事の話だから。

たぶん、傷は浅い。たぶん。



人を評価することは、

相手を見ていないとできないことで。


感情に流されず思い込みに惑わされない。

わたしの特性から、

感情に流されることは少ないですが。

思い込みには注意が必要かもしれませんね。


評価を行っている時の感覚は、

物質を分析するときに近い。


定量分析と、定性分析。

出力されたデータからノイズを除き

正しい量と質を定める。


これらを示された定義に当て嵌めて、

評価を行う。


それによって、ふだんわたしが持っている

感覚の正しさも検証可能となる。

今回、検証結果は同じでした。


こうやって無機質な評価をしているのは

わたしだけかもしれませんね。




評価をするということは、

評価されることだと思っています。


評価した内容を見れば、

物事の着眼点や捉え方、評価の手法など、

多くの情報が分かります

それらをもとに何らかの評価が行われるでしょう。


結果が実際より大きく乖離していれば、

評価能力を疑われます。



こう考えると面白い仕組みですね。

興味深いです。



職場は評価を人材育成の一つと位置付けていますが。

評価のみでは人材育成としては機能せず、

別の手法と組み合わせて活用することで、

はじめて、その機能を果たすと思っているので。

いつも号令だけだなあと、笑ってしまいます。


あらあら、ついつい愚痴が。


何にせよ、人間に関わる作業なので疲れました。

自然を眺めながら、のんびりぼんやりしたいです。



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