後ろは壁のはず・・・
564219
第1話
後ろは壁・・・誰もいるはずがない。
私は家で一人勉強をしていました。テスト前ということもあり家族がショッピングをしに行っても私は一人で勉強をしていました。すると誰かに背中をたたかれました。
「誰?」
そう思って後ろを振り返りぞっとしました。私の後ろは壁なんですよ。なんで後から私をたたけるのか不思議になりました。
「誰かいる・・・」
私は思わず一人で呟いてしましました。すると今度は、首を絞め始めたのです。
「苦しい・・・助けて・・・・」
今にも消えそうな声で私は呟きました。するとふっと肩が軽くなったかと思うと私の首を絞めていた何かは消えました。それと同時に
「ただいま!」
と家族が帰ってきました。
「あと少しだったのに・・・」
後ろで誰かがつぶやいたのです。もし家族が帰ってこなかったら私はこの世に今も存在することができたのでしょうか?
後ろは壁のはず・・・ 564219 @commnder
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます