第7話 白いスーツ
裕介の誕生日は1月11日
私はどんな人であってもあなたと会えたのはあなたが生まれてきてくれたからって思いもあって誕生日を大切にする。
たった今知り合ったヘルプの彼であったとしても。
それが私の拠り所の裕介であったならば格別なことをしないといけないとちょっと女心のおばちゃんである。
数年前裕介は誕生日に白いスーツが欲しいと言った。
私にはスーツのかちがわからない。
「いくら」セレブ風にいってみた。
にやけた裕介は手のひらいっぱい広げてニヤついた
10万なんかだせるかよ
って思いながら、祝儀袋に名前七万入れて、店に入ることもなくお祝いを渡した
私はイベントごとは大嫌いである。うるさいだけで無駄なお金を払いたくないのだ
なんで七万円かっていうと世間一般にラッキーセブンだから。ただそれだけ。
そして数年経ったが十中八九いえる。
その金はパチンコに消えたであろう。
だって着た姿を見ることもなかだたのだから。
彼は奇々怪怪なのである
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