枝豆くん
皆さまは、キャラクターの名前ってどうやって決めてますか?
わたしははなしによってつけたりつけなかったりします。
長編とか中編は流石につけないと成り立たないことが多いので、結構時間をかけて考えます。
名は体を表すっていいますし、時には名前事典とか引っ張り出してきて、本当に我が子の名付け同然にうんうん唸りながら決めています。
知り合いと同じ名前をつけるのは抵抗あるから避けたいし、人さまの作品とも極力被らないほうが望ましい。
難しいんですよね。
短編とか掌編になると、つけたほうがいいのか、逆にないほうがいいのかから考えますね。
固有の名前がないほうが良い場合はつけません。
でも困るときあるんですよね。
固有の名前があったほうが分かりやすい、でも特定の想像の域を越えなくなってしまう。
そんなときにわたしを助けてくれる有能な彼。
それが「枝豆くん」です。
彼に最初に助けてもらったのは高校生のときでした。
夢小説、って分かります?
今はもしかしたらちょっと違うのかもしれないんだけど、ネット小説を読むときに、読み手が自分の好きな名前に書き替えることができて、好きなキャラクターとあーんなことやこーんなことができちゃう! みたいなやつです。
それを書け、と、友人から頼まれたことがありまして、わたし自身は夢小説は書かなかったので、どうしたもんかと思いながら色々聞いてみたら、
「名前? なんでもいいよ、どうせ変えれるんだから」
と言われたのでそうかそうか、んじゃなんでもいいか、と、そうして出てきたのが「枝豆くん」です。
特に意味はありません。
だから重宝する。
シリアスなシーンでお気に入りのキャラクターが叫ぶのです、
「枝豆! なにしてんだ待てよ!」
「好きだよ、枝豆……」
「枝豆じゃなきゃ駄目なんだ!!」
あのねぇ、めっちゃ怒られた。
「名前で台無しなんだけど」
つって。
変換しないで読む人はみんな枝豆のまんまで読むんだよ? つってめっちゃ怒られたんですよ。
じゃあ自分で変えればいいじゃんよー。ねぇ。
まあでもそこから、名前が決まらなくて困ってるときには枝豆くんに代理してもらってますね。
あとは、なんかちゃんとした名前をつけるの嫌だなってときも出てきてもらってます。
当たり前だけどそういう場合は他のキャラクターも美味しそうなやつになります。
そら豆くんとか。おからちゃんとか。
カクヨムさんには今のところ2回登場してもらってます。
美人の設定ならプリンちゃんとかでもいいかもしれない。
ふざけるの、楽しいよね。
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