Life is Rock'n' Roll

第1話 ＢＴ 「Ｆｌａｍｉｎｇ Ｊｕｎｅ」

1997年　ＢＴことブライアントランソーというアメリカ人ミュージシャンの曲です。ジャンル的にはトランスに分類されるのですが、いわゆるエピックトランスと呼ばれる叙情的でとても美しい曲です。

かの、Ｋｅｙの 麻枝 准氏が敬愛するミュージシャンとしてこの曲の事も絶賛されてますね。

僕がこの曲を知ったのは実は2000年代後半になってからです。それ以前はエレクトロニックな曲は好きだったんですがトランス界隈は疎く、ペットショップボーイズやニューオーダーなどロックよりの物を好んで聞いてた事もあり、殆どノーマークでした。

トランスと言うジャンルが所謂ジュリアナ東京系のユーロ、パラパラっぽいイメージがあり、好みじゃなかったということもあり、聞かなかったのです。

きっかけは、ネットラジオシャウトキャストでのエレクトロ専門チャンネル。

そこでたまたま聞いた、同じＢＴの「Ｒｅｍｅｍｂｅｒ」という曲がとても気にいって、「ＥＳＣＭ」というアルバムを購入したさいに三曲目として収録されていたのがこの曲。

20秒目からのピアノの旋律とダンスミュージックらしいリズムとＴＢ３０３によるうねるようなベースラインががとても美しく、とても20年前の曲とは思えない素晴らしい曲です。

以後僕がトランスミュージックにハマったきっかけになった曲になります。

この曲が収録されている「ＥＳＣＭ」と言うアルバムはジャケットも素晴らしく、まるで2001年宇宙の旅のような神秘的なデザインです。そして捨て曲が全くない、すべて名曲ばかり。お薦めです。