善悪の区別

悪は作りたくなかった。誰かを悪く言いたくはなかった。でも、仕方ないのかな、そうするしかないのかな。彼はいい友達だ、それはとても。僕は彼のいい所をたくさん知っている、ここでは公言することはしないが。でも彼はある日突然おかしくなってしまったんだ、一夜限りの狂気を演じてしまったんだ。故に彼は反省しないといけないけれど、そんな素振りが見えない。これは過去に起こった事象ではない現在進行形で起こっている悲劇だ。だが、蚊帳の外の僕らには何も出来なかった。


僕は無力だ


何も出来ない


凡人だ

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