キミの本音は?

@yamakoki

プロローグ

『誰も私のことを分かってくれない……』


とある暑い夏の夜、SNSで私の好きなアカウントに投稿された文面だ。

普段は明るい投稿が多いはずなのに、今回の文は心の暗さを表しているよう。


「その気持ち……あの体験をする前なら分かったかもね」


私は独り言を呟きながらスマホの電源を落とす。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る