天位整命
全てを照らす二柱の兄妹神を創神した『
この兄妹の神が大地に下り立つと「命」は死に絶え、大地も硬くなったので父なる男神は二柱の神を天に上げて「命」は再び創った。
二柱の神を天へ上げると先程よりは長く多く生き残ったが、後々に全て死に絶えてしまった。
これを観て父なる男神と母なる女神は今度はどちらが大地から近く、どちらが大地から遠い方が良いのかを確かめてみることにした。
まずは『
次に『天照大貴岐神』が遠ざかり『淡照大貴美神』が近くに座すと大地は凍てつき「命」は氷の山やみぞれと成ってしまった。
こうして二柱の神の位置を幾度か変えた末、父なる男神と母なる女神は大地を熱する『天照大貴岐神』を遠くへ座し、大地を凍てす『淡照貴美神』を近くへ座す方が良いと定めた。
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