風物詩―蝉―

汗が流れてく

服が濡れていく

暑さに目を背けるた

地面を見ると

蝉がいた

仰向けに

生きているのか

死んでいるのか

テレビで見たことがあるような

とりあえず、横を通りに抜け

買い物をしに行った

帰り

蝉は潰れて死んでいた

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