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     全体的に、文章も読みやすく、内容も面白かったのですが、最後で少し混乱しました。

     最後のパート(『これで、私の話は終わりです』以下)。
    あのまま説得されて村に残ったのか、あるいは、それでも脱出したのか。気になりながら読んでいると、

    > そうそう、そういえば昨日、『みどりご』の誰かが私の病室を覗き込んでいたんですよ。
    > 何も言わず、木陰でただじっと。わざわざ雨宮村から訪れてくれたのでしょうか。

     病室。でもこんな話をせずとも、村の産婦人科ならば『みどりご』の事情は心得ているはず。それに、同じ雨宮村の中ならば『わざわざ雨宮村から訪れて』という言い回しにならないはず。ならば、これは「結局は村から出て行った」と示しているのか……。
     そう思ったのですが、最後の最後で、

    > ――雨宮村木村産婦人科、東雲智子氏の病室での回診にて

    「あれ?」と思いましたが……。先ほどの『雨宮村から訪れて』は、『雨宮村の洞窟から訪れて』と頭の中で変換して、納得することにしました。

    作者からの返信

    読了ありがとうございます。
    その辺りはネタの説明になってしまって恐縮ですが、村から出られたと思わないと精神が保たないので、村の中だけれど村の外にいる体で過去を語っている設定で描写しています。
    最後の一文で「あれっ?村にいるやんけ」と思って頂けたのであれば少しだけ上手くいった描写かと思います。もう少し分かりやすい描写にすればよかったかもしれませんね。
    それでは、今回は改めてコメントをありがとうございました。