第6話の2

 キレタオニギリとも戦ったらしい。ゲームとはいえ遭遇する。

「キサマらの正義とは何だ?」

 ヒーローが嘆く。


 勇者の靴の持ち主はナツミ。勇者のオルゴールを狙う。父親の炎帝から奪い取ったらしい。当時8歳だったナツミが炎帝に勝利したのだ。


 オニギリと名乗る園長さんも、ヒーローを許せない。持論ばかりの男さ。

「今日はたこ焼きカレーだね、兄さま」

「私たこ苦手なの」

「知るかー。文句あるなら食べなくていい」

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