すごい言語感覚のなかで生きてる

すごい言語感覚のなかで生きてる



そんなとこに救済を求めるなよ



なるほど 私がいままで受けてきた理不尽な非難や一方的な説教は、

きこえないひとたちによってなされてきたんだな、なるほど。それなら、納得。

だって、私の文章がきこえないのなら、私の小説、わからんだろうからねえ。ないもしくは少ない、とみなしたわけか。


ああ、かわいそうに。


きかせてあげたい。このおとを。

きこえないのはうまれつき才能がないだけで、きこえないから、音に飢えているのかもしれない。きこえないから、知らないから。


彼らをも気づかせることができたらなあ

この世にはすくなくともおとがある、と知ってもらえたら……。


ああ

むつかしいねえ

それこそ、私の才能の規模がためされる。



私は仕事をしたいひとなので、

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る