なんでも20170725

「見返してやる? いいえ

 あなたたちが

 わからなかった 、

 それだけのことでしょう?」ゴミ、



リソースを、ばらまけるように

小さなことはしない

たぶんそういうのだめだって言うひとは多いだろうけどそれでも、

私は不平等性を知ってるから

(私自身は弱者がとても嫌いだけれども)

だからこそ、平等でなければいけない いや嫌いだけど、

そのことで機会が奪われる世のなかではいけないのにほんとうは。

強者ばかりだから、強者は忘れてるんだと思う。

ほんとうは「恵まれた」だけであることを。

そりゃ強いほうがどうして弱いほうに合わせなきゃいけないのかって理不尽だけど

私腹を肥やす金持ちより、ばらまく金持ちのほうが、より

たかくおおきくひとい、

のは、自明なんではないのかしらね?


(いち)


死ねばいいのに


って、思いながら、愛想ふりまいて明るくしてる


死ねばいいのにって 私が


私が死ねばいいのにって



なにもあなたばかりが悪かったわけではない

あなたが人間であるのが悪いだけで



ゴミとか虫のような人類には意識がない、存在しないという可能性は?

それはそらおそろしく いかに自分に意識、があるかを証明する戦いになる。かも。

でもじっさいゴミとか虫とかと自分がおなじいきものなのかと思うとへこむわよね、

ああそういうことか。おなじ人間だと思うと反吐が出そう、ってやつ。これか。



天使が、わたし

天使のなりそこないが、私



たとえば、私がほんとうに、異質なのだとしたって、

私には私の、救済というものがあるのだよ。

生きものなのですもの。それにたぶん、異質だとしたって、

人間なのですもの。それはね。ひとのかたちでね。……傷つくこともしますもん。


きっと完璧なロボット、なわけはなく。

ただ、ただ、なにかが壊れているのか最初から存在しないのか、

感情という感覚、それが、ふつうではないだけ。

どこでどう間違っちゃっておっこっちゃったのか、知らないけれど。

たぶん先天的に脳もすごくアレだったし、そのうえで、それ以上に、

人間の感情なんかまともに学習できる機会がなかったし。


でも、でも、それでも。

たとえ感動して泣けずとも、仲間をだいじに思えずとも、いざ死んでもどうでもよく、とも、

私には私の人生があり救済があります。

なんて、ただの、傲慢なのだろうか、それでも。


赦されたい。それだけなんだよ。

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