なんでも2017072122
認められたかっただとか、仲間に入れてほしかったとか、
いまさら、そんな泣きごと言ってもどうしようもないのだけれど。
★
(たとえ死んでしまったとしたって、)
なだらかな感傷が、そこに、あるだけだ。
★
お互い相対化することのつらさ
だいじだからこそ絶対で、でもだからこそ絶対視というか、絶対化をなしてきたのだろう。
ゆいいつで。いるだけでよくて。いるだけで救済だから。それでいいってたぶんずっと思ってきたけど。
それが思い込みだった……などと言い切るのはさすがにつらいが。
でも、そう、そうなんだよね。違和感といえば違和感だった。
お互い、人間なのだ。
相対化の可能な人間なのだ。
相手「だから」それは別問題、と。
私もだけど、向こうもたぶん、すごくそう思ってきたのだろう。
……向こうはあるいはとってもそうだったのかもしれないけれど。それはそれこそ正の方向すぎるバイアスを取っ払って考えれば、私の主観的感覚はどうあれ、そうなるのは、道理だし自明でもあったのだ。
そうか。そうか。
ただ、愛するだけでなく、まことにともに生きたいのであれば、
……相手を相対的に見ることもときには必要なのか。
ああ。
だとしたら。
愛は、なんと過酷なんだろう。
そして、なんと大きいのだろう。……なんとね。かくも。
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