学校に、辿り着いたよ……。いちおう、ね。

学校に、辿り着いたよ……。いちおう、ね。


もう駄目やばい泣く。


もうきょうは授業ないし、もはや学校に来た意味がない。帰りたいけど帰りたくない。図書館にでも行こうかな……。


なんかもう私がなんでこんなにぐっちゃぐちゃでめちゃくちゃなことになってるのかは、究極的には自分で突き止めるしかない気がしてきた。単位は落としてしまうかもしれないけれど、勉強はちゃんとしよう。とにもかくにも勉強して、自分を見出だそう。


USBに書きかけの小説入れてもってくればよかった。そうしたら、コンピュータールームで書けたのに。いやまあなくても書くには書けるけどさあ……。


この時間の学生食堂は奇妙なくらいに空いているから好き。昼だか夜だかわからないごはんを食べたら、もうちょっとだけ勉強しようかな。


もうちょっとだけ頑張ろうって、そう思えただけでいいんだよねいまはきっと。


父親から送られてくる小説が面白い。私は娘の奈緒として登場している。


ごはん食べた。コンピュータールーム行こう。そういう気分。


しずかだ。


Experiment of Loveを聴いている。リリイシュシュの。あの映画は、よかった。またみたいな。泣きたいくらいにどうしようもなくてぐちゃぐちゃなのに、きれいだった。すごく。


You tubeにあったコメント。"This song is amazing."すごく的確だと思う。


焦っちゃ駄目だ。ゆっくりやらないと。


帰るよー。


(2011年、5月)

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