とある時代、とんでもない日記。

●2016/06/24

■紙の日記にて

　今週の学校最終日。

　イギリスはEUを脱退するらしい。

　すこしはぐるりと周囲を見渡したいね、私も。

■パソコンにて

　金曜の学校。三限の西洋古典と四限の宗教学概論。

　西洋古典は中間試験をおこなったということで非常に気になっていたけれど、救済措置として追試をやってくれるようでよかった。ほんとうに、よかった……。

　しかし、『恋の骨折り損』、ちょっと勉強しとかなきゃなあ。ほんとにわかんないよ、私、あれは。

　そして帰り道、タイムラインを見て、××や××さんや××ちゃんがイギリスのEU脱退について語っていて、そのことを知る。

　世界が、大きく、動いているんだなあ……。

　××から教わったんだけれど、円安誘導ということも起こっているということ。ドルから円に換えて円の価値を高めに高め、高くなったところで一気に円に換えて……円に売って、っていうのかな？　そして、円の価値は暴落する、と。

　私のわからないメカニズムで世界は動いているのだなあ。

　もっともっと、知りたい。知らないのはこわい。知って、わかって。そのうえで、楽園を追求していきたい。

　なにも知らない楽園をいろんなことを知ったうえでの楽園は、ぐるりと周回して違うものなのだから。

　そう、私のなかには、楽園という概念がずっとある。

　寺山修司の「さよならだけが人生ならば また来る春は何だろう」的な……。

　さいきん、井伏鱒二の「さよならだけが人生だ」も沁みるんだけれどね。

　それにしても、外に目が向くというのは元気になりつつある証拠だ。

　どうして入院って効くんだろうな。

　とりあえず、あしたから三日間は学校がないのでのんびりできるな。