革命は、続く。
ブログを再開しようと思ったのには、わけがある。
それは、人目にふれる文章を書きたい、ということ。
人目にふれて、反応がもらえれば、もっといい。
いままで、いろいろ書き散らかしてはきた。
ブログをはじめ、ミクシィにツイッター、クローズドの掲示板にオープンな掲示板、いろいろなところに、私の軌跡は残っている。「柳なつき」で検索すれば、まあまあヒットするはずだ。
もっと話を押し広げれば、小説だって書いて公開してきた。短いものを、何本も何本も、懲りもせずに書いた。
しかし残念ながら、それらの文章には決定的で致命的な共通点がある。
それは、他者の目を意識していない、ということ。
そもそも私が書き始めたのは、この世界への呪詛をどこでもいいから吐き出したい! という想いからであった。
小学生のころから私は根本的に世界に馴染めず、中学生になってくるとその傾向はますます顕著だった。中学生、というのは、私がそれなりに書き始めたときである。
生きていれば自然と、世界への恨みつらみは溜まってゆく。それほどに、私は社会不適合であった。
恨みつらみを溜め込んで、自分が真っ黒になる前に、どうにかしようと、つまりは自己救済のために私は書いていたのだった。
その癖は、高校に入っても大学に入っても直らなかった。
この文章そのものが、お前のどうでもいい記録じゃないか、と言う人がいるかもしれない。
あるいはそうかもしれない。しかし、私はいま、この文章が「書けば読まれる」ということを意識しながら書いている。
そんな簡単なことも意識してなかったのか、とさらに言われてしまいそうだけど。いやあ、世のなかの文筆業の皆さまってすごいんですね。しみじみ。
私は、もはや、自己救済に留まりたくない。
おこがましいかもしれないが、他者救済を目指していきたいのだ。
そのためには、自分の恥ずかしいところや暗いところ、なんでもさらけ出す。私を笑いあるいは同情しあるいは共感しすくわれる人がいるならば、どんなことでも書く。
自分だけがすくわれればいい、って時代は、もう終わったでしょう。
他者をすくうことは、自分をすくうことに直結しているのだから。
そういうわけで、ふたたびいろいろ書き散らかしていきたいと思います。
ブロックバター革命は、続きます。
最後に――。
この文章を書いているのは、何者なのか?
1992年生まれ21歳、女です。
10月に入学したばっかりの通信制大学で、哲学を専攻しています。大学の中退歴あり。
卒業するにせよゆっくり卒業するつもりなので、日々はまったりとしたものです。一時期ニートをしていたのですが、そのころと暮らしはほとんど変わりません。読んで、書いて、食べて、寝る。じつにシンプルな日々を送っています。
部屋は散らかり放題でしたが、最近はわりとすっきりしています。はっぴを飾ったり、石を飾ったりする程度の余裕はあります。
そんな部屋から、社会的に言ってしまえばほとんど空っぽの私が、空っぽじゃなく、お送りしていきたいと思います。
では、よろしくお願いします!
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