無動力

第103話 最後に忍者ハッタリ君

あの営業は今年は1台も売れませんでした。業界も未経験ですし、会社の認知度からして仕方がありません。大目に見ましょう。2020年よろしくお願いします。

あの営業のセールストークの「嘘」などの、ハッタリがばれているのかも知れません。相手は、私たちよりはるかに賢い人達です。

思い出しました。

以前に、会社に外国の人が来て、セールスのトレーニングをしてくれました。1日目を終え、宿題をもらいました。答えは合わせは、明日にロールプレイングをしながら合わせていくとのことでした。私ともう一人の営業はノートに手書きして、明日の対策を練ります。しかし、あの営業はPCを使いパワーポイントを作成する的なことを言っていました。そして、初日は終了。夜はみんなで飲みに行ったのですが、あの営業は、飲み会の終了後に事務所に戻りPCを取りに帰りました。明日の宿題の発表がドキドキです。比べられて、怒られる可能性もあります。なのでみんなで手書きもいいとは思ったのですが・・・

結果ですが、あの営業は何もしていませんでした。ノートにメモもなく驚きです。グダグダでした。ただのはったりをかましただけです。

あと、いつもあの営業は「資料を作成する」とか言っていますが、チラ見したら共通のパワーポイント資料をプリントアウトしているだけでした。

そんなことしている人間ですから、売れることなないような気がしますが・・・