第63話 やばい

車の運転免許ない営業マンは、一人で外へ出かけている。これはもしかして、大化けて良い営業になるのでは期待している自分がいる。なので、最近は同行もなく暇している。私の仕事は修理やメンテナンスなので、器機の点検を一度すると故障しない限り、半年間は客先へ訪問しなくてもよくなる。現在は、故障もなく毎日、ネットサーフィンをしている。いい加減もう飽きてきた。

売るのは営業の仕事、修理は私の仕事なのだが、故障が無ければ私の仕事はありません。このままでは、自分の立場がやばくなる。「もう明日からこなくていいよ。」と言われる可能性ありです。このような心配を毎日しています。夢にも出てきます。

飛び込み営業をしても売れないので、無駄かもしれない。結局は、紹介や展示会でのお客様にしか売れないので、どうなのかとも思うが、事務所でじっとしているぐらいなら、外に出たいのもである。数字が全てだが、努力していることはアピールが出来る。

「こんだけ訪問しても売れないのですよ」って。でも、数字なんだよなぁ。たくさん訪問して1台か?事務所で暇をもてあまして1台か?どちらも1台です。


あーぁ、来週はどうしようかな。

何を使用かな。

しんどい。


仕事的には、ハードだったが、前職の半分くらいに量で仕事をしたいものである。このままでは、ボケてしまいそうだ。なんとかしてくれ、神様!

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