第40話 ストーカーにも選ばせて下さい。

今年に入ってから運動不足の解消の為、一駅前で降車し、歩くことにしました。転職したところなので、緊張や覚えることがたくさんあり痩せていくのかなと思いきや、仕事がありません。どんどん太ってきたのが原因です。歩くコースはまず、ツタヤに入り立ち読みしてから、家路に向かいます。だらだら歩くのではなく、早く歩くようにしています。今夏は、汗だくになることもしばしば。効果があらわれることを願っています。夜はそこまで遅くないので、一次会から二次会へ向かう人達や、カップルなどはホテルに向かうなどたくさん見かける時があります。

 ある日、私の前におっさんが歩いていました。携帯を見ながら歩いていたので、おそらくゲームをしているとも思われました。しかも、そのおっさんはわたしと歩くスピードがほぼ同じなのです。地面を蹴る音が同時です。私は気にせず歩いていましたが、突然そのおっさんが、フェンスに背中を向けて立ち止まり、私を先に行かせました。「私をストーカーと?」、「私にも選ぶ権利があります。」、「あなたをストーカーしても何も価値ありません。」、「まずは、あなたがキモイです。」「そんなやつ初めて見たよ。バカか!」そんなこと思いながら追い抜きました。ですが、あとあと私は嫌な気分になってきました。「ストーカーと思われたのかな?」なんか損した気分です。そんな奴らに、ストーカー扱いされて犯罪者扱いされた人はたくさんいると感じます。今後そのようなチャンスがあれは、私も止まり、フェンスに背中を向けて止まります。どちらが先に動くか、追いつき追い越せの勝負したいです。

 先日は、家路につく際にあるコンビニ前を歩いていました。同じ人ではありませんが歩くスピードがまた同じ感じの人がいました。すると、その人は私を先に行かせようと、歩くスピードを若干落としました。私はその行為に気づきましたので、併せて私も併せてスピードを落としました。その人との距離は平行もままです。しかし、そのまま家に帰るだけなので、落とす意味もないな、何をしているのだろう。と冷静になり、スピードを戻し、そのまま帰りました。これも、とても非常に気分が悪い。なんかこちらが悪いことしている気分になった、何もしていないのに。

この二人とも男です。すごい勘違いやろうだと思います。可哀想な人だよ。そんなやるは家に帰ってマスターぺーションでもして下さい。しかも擦り切れるくらいね。そして、病院へ行き、ナースさんにおちんちんをやさしく治療してもらって下さい。そしてそのナースさんの行為も、自分に気があると勘違いする人と判断します。仕事ですからね。

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