第18話 まずは話を聞け!

お客様のところへ見積もりをもっていくことになった。

10月から消費税が上がるので、9月末までに納品されれば8%となるが、10月を超えてしまうと10%になってしまう。つまり9月末にサインをもらっても(輸入品の為)、10月に納品となる可能性があるややこしい見積もりだ。9月初旬までの注文まで限定の見積もりにすればいいのだが、まだ今月というか、このクォーターがまだ1台も売れていないとまずいので、なんとかして売りたい。だから、この2%をこちらで負担する可能性も出てくる。

 売り上げ、見積もりについて経理に人に確認するが、経理の人はなんとかキャッシュフローが欲しいので、なんとかしたい。相変わらず厳しい状況。今回の見積もりは、何とかして売りたいが話を聞いてくれるが、そこまで行くか?もし行けたとしてもずれ込むことが考えられ2%の負担がこちらにくる。そこは理解した。そのことを説明するが、営業が経理の話を聞こうとしない。経理が話そうとすると、わかっているといって聞こうともしないし話させない。ついに「聞いて」経理が怒ってくる。まずい雰囲気だ。もう全てがかみ合わないのでしょう。こんな様子を見ると、この営業は前職もこんな感じで辞めていったのだろう。過去の彼女にも、しゃべらせることなく喧嘩するのだろうと思った。

 教えましょう。まず、相手の話を聞き受け入れなさい、それから反論、代替案を出すことをして下さい。お願いします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る