昔の日本語についての日記。

夏目漱石のレポート(宿題)を書くために、いろいろとかじり読みしてみました。

そしてわかったこと。


漱石先生の文章は、そのまま読むのが一番良い。


私はどうも文学全集や古書の類が好きでなくて、敬遠していました。(中学時代、全集でゲーテを読むのに挫折したからだと思います。)あの古めかしい字体と、廃れてしまった難しい漢字が苦手でした。

しかし漱石全集を手にとり読み始めると、すごくいいんです。

文章が、現代ふうに手直しされていない。(「夫れ」とか、「然るに」とか。)その文章の味わいが絶妙でした。日本語っていいなあ、としみじみできました。古めかしい字体、廃れてしまった難しい漢字、そういったものだからこその良さがあるのだなあ、と気がつきました。

漱石先生の作品はほんとうに有名なのしか読んだことがないのですが、これから昔の文体そのままでじっくり読んでいこうと思います(。・_・。)ノ

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