視界に縛られる
こんにちは、こんばんは。おはようございます……のひとは多分居ませんね。夜宵です。
突然ですけど、僕、目がいいんですよ。父さんの遺伝子で、夜中に真っ暗の中スマホ弄っても目ぇ悪くならないんです。まあ、それはともかく。
差別って結構あるじゃないですか。歴史の授業で、昔は黒人さんがアパルトヘイトにあって居た、人種差別を受けて居たみたいなのをやって、怖いなぁと思いました。
だって、見た目がちがうだけです。肌の色が。世界中には色んなひとがいるのに、ブロンドの人も、黒髪も、赤髪も青目も緑目も黒目も茶目も居るのに、なんでだろうって。そりゃ、色々理由があるんでしょうけれど、僕はつまらないものに縛られてるな、って思います。
見た目がちがう、ただそれだけ。
でも、僕も少なからずそういう差別とか偏見とかを持っています。だって、美女とブスを並べられたら、絶対美女に話し掛けに行っちゃう自信があります……!
自分でも、残念な奴だな、って思います。
僕らは目が見えるせいで、ずっと、目に映るものに縛られながら生きていくのですから。
僕はこれからずっと、目に見える表面上のものに騙されながら、生きていくのですから。
もし目が見えなかったなら、関係無かったようなつまらないものに、
目が見えることは素晴らしいことです。幸せなことです。便利ですから。でも、目に見えるものだけを全てだと思い込むと、
『目に見えないものを見る』
ということを、頑張れなくなってしまう。
隠れた傷も、淋しさも、笑顔で取繕われた涙も、知らず識らず無視してしまう。そんなのは厭です。
自分が沢山救われたように、自分も誰かを救いたい……なんて、そこまで立派じゃないですけど、やッぱり大切なひとが知らない所で泣いてるのは厭ですから。
そのためには、見えないものを、『見えないから』と諦めずに、見て探して寄り添いたい。相手を理解するための努力を諦めたくない。
……でも、美少女……好きなんだよね……。
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